当院の理念
患者さんの心の声に
耳を傾け、患者さんに
寄り添う医療を提供します。
住み慣れた家で過ごせる
幸せを体感できる
訪問診療を実践します。
子供から大人まで、
家で過ごしたい患者さんの
希望を実現します。
医師のご紹介
生活の延長線上に医療がある。
患者様が主役、それをみんなが支える
医療・ケアのかたちを。
医療法人かさまつ在宅クリニック
理事長・院長 笠松 哲司(内科・外科)
住み慣れた家で過ごす幸せを体感できる訪問診療の重要性と必要性を実感し、ここ徳島市で訪問診療専門のクリニックを立ち上げました。徳島県は人口に対して病院や介護施設も多く医療充実度が高いのですが、その分、訪問診療の浸透はまだまだこれからの課題です。
大学卒業後に関わった僻地医療では、「患者様がいけないのなら医師が行く」そんな経験をしました。そこでは、生活の中の延長線上に医療があります。主役は患者様、それをご家族や私たち医師など医療従事者が支えるのです。
訪問診療は病院とは違い、出来ることは限られているかもしれません。それでも、患者様の負担をなくし、異常をいち早く発見し対処すること、早期に的確な診断・治療を行うことができるという点では医療の最前線としての大切な役割があります。
ご自宅での生活をよく理解できる医師として療養生活を豊かに過ごしていただけるよう できることは何でもやってみよう、そういう風に考えています。一人の医師だけでは自宅で療養したいと考える全ての患者様を見ていくことはできません。仲間を増やしいろんな人の力を借りて、患者様をサポートし、訪問診療についての考えも多くの方に知っていただきたい、その点についても力をいれています。 [令和3年3月]
PROFILE
【略歴】
平成7年3月 | 自治医科大学卒業 |
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平成7年4月 | 徳島大学医学部附属病院 第二外科 |
平成7年10月 | 徳島県立中央病院 研修医 |
平成9年4月 | 徳島県立三好病院 外科 |
平成11年4月 | 国保木屋平村診療所 |
平成13年4月 | 自治医科大学附属さいたま医療センター 外科 |
平成16年4月 | 徳島県立中央病院 救命救急センター |
平成24年10月 | 医療法人かさまつ在宅クリニック開院 |
平成28年1月 | 医療法人かさまつ在宅クリニック理事長 |
所属学会
- 日本緩和医療学会
- 日本ホスピス・在宅ケア研究会
資格など
- 認知症サポート医
- 終活アドバイザー
- 日本医師会認定産業医
- 徳島市医師会常任理事
専門
- がん・非がん疾患の看取り
医療的ケアを必要とする
病気や障がいのあるお子様とそのご家族が
ご自宅で一緒に安心して笑顔で過ごせるように
「サポーター」であり「ママ友」でありたい
医療法人かさまつ在宅クリニック
理事・小児在宅医長 笠松 由華(小児科専門医)
当クリニックでは、現在0歳から100歳以上の患者さまの訪問診療を行っています。
私は小児科専門医として、日常生活に医療的ケアを必要とするお子様方の訪問診療を行っています。
院長が担当する成人の患者さまは100数十名いらっしゃるのに対し、小児の患者さまは20数名と数多くはありません。しかしながら、私が勤務医をしていた15年ほど前には全く想像もできなかったほど、近年は気管切開や胃瘻のあるお子様がご自宅に帰るケースが増えています。
喀痰の吸引や、胃瘻からの栄養の注入などといった医療的ケアを担うのは、ほとんどの場合がお母さまですが、そういったご家庭を地域でサポートするシステムはまだまだ十分とは言えません。
私も、主人が訪問診療を始めるまで、小児に在宅医療の適応があることを知りませんでしたが、手探りで診療を続けてきて早9年が過ぎました。寝たきりのお子さんから、動ける医療的ケア児さんまで、多くのお子さんたちと出会い、ご家族と同じ時間を共有させてもらってきました。大変な毎日ではあるけれど、生活の中に笑顔があり、お子さんの成長を実感できるこの仕事は、小児科医冥利に尽きます。またご家族やきょうだい児さんのサポートも、在宅医の大切な役目と認識しています。
ひとりでできることは、小さなことかもしれません。在宅では、病院と同じ医療を行うことにも限界があります。ですが、私も子育て中の同じ母親として、病院主治医や地域の訪問介護ステーション等と連携をとりながらチームでサポートします。身近なサポーターでありたいと思っています。[令和3年3月]
PROFILE
1973年、徳島市にて出生。徳島市立高校理数科卒。1999年、徳島大学医学部医学科卒。
2008年、徳島大学大学院医学研究科プロテオミクス医科学専攻卒、医学博士。日本小児科学会認定小児科専門医。
徳島大学医学部在学中に小児外科医である実父の講義を受け、「こどもの未来をつくる医療」に感銘を受ける。大学卒業後は徳島大学小児科学教室に入局し、公立学校共済組合四国中央病院(愛媛)、徳島県立中央病院、独立行政法人国立病院機構東徳島病院(現 東徳島医療センター)などで勤務。結婚、出産を経て一旦は臨床の現場を離れるも、2014年、夫の開業を機に小児在宅医療の道に入る。3人のこどもの子育てをしながら、ママ目線の小児在宅医として、身近な頼れる相談相手でありたいと思っている。
開業後、とくしまマラソンや神戸マラソンなどフルマラソンに挑戦し、完走7回。こどもたちと一緒に、阿波おどり有名連“うきよ連”で女踊りを踊っていたりする。
2020年、第8回「日本医師会 赤ひげ大賞」赤ひげ功労賞受賞。
【略歴】
平成11年3月 | 徳島大学医学部医学科卒業 |
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平成11年4月 | 徳島大学医学部附属病院 小児科研修医 |
平成12年10月 | 公立学校共済組合 四国中央病院 小児科非常勤医師 |
平成14年4月 | 徳島大学医学部附属病院 小児科医員 |
平成15年9月 | 国立療養所 香川小児病院 小児科医師 |
平成16年4月 | 徳島県立中央病院 小児科医員 |
平成16年9月 | 独立行政法人国立病院機構 東徳島病院 小児科医長 |
平成17年4月~ 平成19年3月 |
徳島県立中央病院 小児科医長 |
平成20年4月~ | 医療法人 遠藤産婦人科(非常勤) |
平成23年1月~ 平成30年3月 |
医療法人 田山チャイルドクリニック(非常勤) |
平成24年10月~ | 医療法人かさまつ在宅クリニック 小児在宅医長 |
平成28年1月~ | 医療法人かさまつ在宅クリニック 理事 |
<資格>
- 医学博士
- 日本小児科学会認定小児科専門医
<受賞歴>
- 第43回 徳島医学会賞受賞(2019年)
- 第8回「日本医師会 赤ひげ大賞」赤ひげ功労賞受賞(2020年)
- その他スタッフ
- ▢ 非常勤医師3名
- ▢ 訪問看護師1名
- ▢ 看護師(事務担当)1名
- ▢ 薬剤師1名
クリニック概要
院長 | 笠松 哲司 |
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診療科目 | 訪問診療・往診専門 内科/外科/小児科 |
診療エリア | 徳島市内中心にクリニックから車で30分程度の範囲 |
住所 | 〒770-8054 徳島市山城西4丁目13-3 |
TEL | 088-679-6393 【電話受付】月曜日~金曜日(祝祭日を除く) 午前9時~午後5時 |
FAX | 088-679-6394 |
診療実績・患者数
成人疾患別患者数(人) 2012年10月〜2021年7月
・循環器疾患 | 35 |
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・脳血管疾患 | 64 |
・認知症 | 55 |
・悪性新生物 | 353 |
・骨折・筋骨格系疾患 | 27 |
・糖尿病 | 4 |
・呼吸器系疾患(COPD以外) | 14 |
・COPD | 21 |
・神経系疾患(指定難病以外) | 1 |
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・精神経疾患(総合失調症、うつ病など) | 4 |
・脊髄損傷 | 7 |
・指定難病(神経系) | 47 |
・指定難病(神経系以外) | 8 |
・膠原病(関節リウマチ、自己免疫疾患) | 8 |
・老衰 | 7 |
・その他 | 29 |
合計 704
小児疾患別患者数(人) 2012年10月〜2021年7月
・先天奇形症候群 | 9 |
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・低酸素性虚血性脳症 | 4 |
・先天性腫瘍 | 2 |
・先天性心疾患 | 2 |
・染色体・遺伝子異常 | 9 |
・難治性てんかん | 3 |
・その他 | 7 |
合計 36